一般社団法人
日本介護支援専門員協会
JCMA Japan Care Manager Association
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見守り新鮮情報453号:
自宅を売っても住み続けられる? リースバックは慎重に検討して!

≪自宅を売っても住み続けられる?
リースバックは慎重に検討して!≫

4年前、所有していたマンションを売って、そのまま賃貸でそこに住み続けられる契約をした。
売却金額は1千万円で、家賃の月額は9万5千円。当時の月収は、夫と私の年金で25
万円以上あったが、しばらくして夫が亡くなり、年金が減って家賃の支払いが遅れるように
なった。本日集金人がやってきて催促された。事情を話すと「払わないなら出て行ってもら
う」と言われた。(70歳代)
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<ひとこと助言>
☆自宅を不動産業者に売却して代金を受け取り、同時に賃貸借契約を結んで、その後は
家賃を払いながら同じ家に住み続ける「リースバック」という不動産取引があります。
☆リースバックで結んだ賃貸借契約においては、期間が定められる場合も多く、ずっと住み
続けられる保証はありません。家賃が相場より高額に設定されてしまうことや、契約更新
時に家賃が値上げされることもあります。また、経済的事情の変化により支払えなくなる
事態が生じる場合もあります。
☆自宅の売却はクーリング・オフができず、契約が成立してしまうと無条件で解除できません。
メリットだけでなくデメリットやしくみもよく理解して慎重に考えましょう。
☆不動産取引は複雑です。契約する前に家族など信頼できる方に相談し、一人で対応し
ないようにしましょう。不安な場合は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談
ください(消費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)URLはこちらから!!
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen453.html
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●全国の消費生活センター等の相談窓口
https://www.kokusen.go.jp/map/index.html

当協会は、高齢消費者・障がい消費者見守りネットワーク連絡協議会構成団体です。

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