一般社団法人
日本介護支援専門員協会
JCMA Japan Care Manager Association
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会長挨拶

 第17回社員総会におきまして、第5期目となる日本介護支援専門員協会会長を拝命いたしました柴口里則です。
 
 介護支援専門員は、地域包括ケアシステムの推進において極めて重要な役割を担っています。高齢者の医療ニーズの高まりや、高齢世帯、単身世帯、介護離職をはじめとする家族が抱える多様な課題の増加に伴い、利用者やご家族からの相談・依頼の内容も多様化・複雑化していることを、現場で日々ご活躍の皆様も実感されていることと思います。
 
 こうした背景のもと、「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」では、介護支援専門員の業務の在り方が議論され、私たちの果たすべき役割とその重要性があらためて認識されました。
 
 当協会では今後も、会員の皆様の声に真摯に耳を傾け、処遇や就労環境の改善に向けて積極的な提言を行ってまいります。そのためには、シンクタンク部門による調査やアンケートへの皆様のご協力が欠かせません。対象となられた際には、ぜひご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 また、介護支援専門員の社会的地位の向上、処遇の改善、そして専門職としての価値が正当に評価される環境の整備に向けて、厚生労働省をはじめとする関係機関、さらには日本介護支援専門員連盟との連携を一層深めながら、協会一丸となって取り組んでまいります。
 
 こうした取り組みを通じて、現場で働くケアマネジャーが自らの仕事に誇りを持ち、胸を張って「私はケアマネジャーです」と言えるような社会の実現を目指します。
 
 さらに、これから介護・福祉の道を志す若い世代にとって、ケアマネジャーという職業が「目指したい」「なりたい」と思える魅力ある専門職となるよう、私たちはその価値を高め、次世代への継承にも力を注いでまいります。
 
 なお、当協会は令和7年11月3日に設立20周年を迎えます。これもひとえに、全国の会員の皆様、そして都道府県支部の皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。今後とも、当協会の活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
一般社団法人 日本介護支援専門員協会
会長 柴口里則
 
会長 柴口里則

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