一般社団法人
日本介護支援専門員協会
JCMA Japan Care Manager Association
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当協会「柴口里則会長のメッセージ」

皆さま、こんにちは。

本年6月25日に会長に就任した柴口です。

私たち介護支援専門員(ケアマネジャー)の責務は、“ご利用者の暮らしを守り、輝いていただくこと”。そして、国民誰もが安心して生活できる環境を整えていくことです。

そのためには、私たちの仕事・専門性が尊重され、誰かからの指示や管理ではなく、自らの意思で判断し、行動し、支援を行うことができる環境が大切だと思います。そうして、ご利用者や地域の方々を支える多職種協働のチームが形成できるのだと確信しています。

介護保険制度は、今、大きく変革の時を迎え、私たちも私たちの組織も大きく飛躍する必要があります。ケアマネジャーやケアマネジメントに対する様々な課題や施策について、自ら発信し、交渉し、そして実りある提案を行うことが必要です。

私一人の力は大きなものではありません。だからこそ、役員を中心としたチームが一丸となって、全国の仲間の声を、その代表の意見を聴き、一つでも政策決定に反映できるように力を尽くします。様々な関係団体ともしっかり連携し、強調すべきところは強調し、主張すべきところは主張していく中で、地域包括ケアにおいて、私たちが担うべき領域も拡大していきたいと思っています。このことこそが、今まで以上に、ご利用者を支援し、専門性を磨き、発揮できるものと考えます。

会長としての歩みを始めてまだ数日ですが、お会いする多くの皆様から「力を合わせること」の大切さを肌で感じました。ご利用者の暮らしには、「医療だ」「介護だ」という線引きはなく、互いを尊重し信頼し合える関係作り、議論し実践できる多職種協働の重要性もひしひしと実感しています。

私は、このケアマネジャーという尊い仕事の原点に戻り、改めて築き、高めてまいります。皆様が地域で素晴らしいチームを築き、その扇の要として力を尽くされているのと同じように、この大きなチームの扇の要となり、その責務を果たせるように頑張りますので、宜しくお願いいたします。

平成29年6月30日

会長 柴口 里則

※写真左は、日本医師会の横倉義武会長、右が私です。連携を誓い合いました。

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