介護支援専門員のメンタルヘルス対策テキスト
「しなやかなプロをめざそう!」
必要な人に必要なサービスが提供されるよう、一人ひとりの介護支援専門員は資質を高めることに努力しています。しかし、多様化するニーズなどに対応していくなかで、業務量が増加し、利用者の私生活に深く関わった結果、複雑な人間関係などに強い不安や悩みを抱えて、残念ながら心の不調により求職や離職せざるを得ない人も増加しています。
当協会は、介護支援専門員特有の悩みに対応するため、仕事上のメンタルヘルスにおけるリスクを回避するための方策や対応方法、セルフケアマニュアルなどを盛り込んだ、メンタルヘルス対策マニュアル(テキスト)「しなやかなプロをめざそう!」を作成しました。
介護支援専門員が長く元気で仕事を続けるための3つのヒントとして、「自分を知る」、「職種を知る」、「プロになる」方法を紹介しています。
●ケアマネジャーのあなたへお届けする、メンタルヘルスの3つのヒント
(テキストのプロローグより)
多様な対応を求められるケアマネジャーの仕事。
それだけに、気遣いもストレスも人一倍。
ご利用者の人生の最後のステージを整えるという
大切な仕事に誇りをもって働いている日々の中で、
気づけば“思い”と“現実”のギャップに、
燃え尽きそうになる人もいます。
やりがいのある仕事だからこそ、長く元気で続けていただくために、
ここに3つのヒントをお届けします。
1つ目は、「自分を知る」こと。
役に立とうと、一生懸命になりすぎる傾向がありませんか?
自分を振り返ってみてください。
2つ目は、「職種を知る」こと。
対人援助職の仕事の落とし穴をご存知ですか?
3つ目は、「プロになる」こと。
仕事が円滑に進むスキルと、自分をケアする心をもっていますか?
3つのヒントを上手に生かして、いつまでも
しなやかに仕事をこなすプロでいてください。
それこそが、ストレスにつぶされない秘訣です。
テキストは、