平成22年10月7日
10月7日、第34回社会保障審議会介護保険部会が開催されました。
介護保険法改正に関して、見直しや改善を行うべき点について、これまで厚労省から示された各論の論点と、それに対して委員からあがった意見や提言を整理した資料が提示され、これに基づいて全体を通した議論が行われました。この日は意見を整理する段階のため、各委員が気付いたことや加筆してほしいことなどを発言しました。
今後は、ここで整理された内容を踏まえて、11月を目途に部会としての報告書をとりまとめ、来年1月の通常国会への改正法案提出に向けて作業が進められます。介護保険部会は主に法律改正事項を中心に意見をまとめる会議であるため、介護報酬や基準など介護給付費分科会で審議すべき案件については、深く触れられているわけではありません。
この日、当協会の木村会長はここから漏れている内容や疑問点を指摘したほか、さらに強調しておくべきことを発言しました。
ケアマネジャーの資格のあり方については、「例えば国家資格にするのか、このまま任用資格で5年の更新制でいくのか、新しくケアマネジャーになる人たちの受験資格をどうするのか等々、課題が山積している。別途、ケアマネジャーのあり方に関する検討会を立ち上げをお願いしたい」として、厚労省側のコメントを求めました。
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