一般社団法人
日本介護支援専門員協会
JCMA Japan Care Manager Association
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第1回介護保険施設・居住系施設 施設介護支援専門員研修会を開催

 日本介護支援専門員協会は、6月10日(土)に東京ビックサイト(東京都江東区)で、標記の研修会を開催しました。
 この研修会は、「施設介護支援専門員向けの研修の場が少ない」「各施設に1人という環境が多い上、施設ごとに位置づけが異なるので何をやればいいのかわからない」「教えてくれる人がいないので制度改正についていけない」――等々の声を受けて、当協会が主催したものです。
 この日は、全国各地から430名が参加。午前中は、森繁樹氏(身体障害者療護施設竜ノ口寮寮長)が「施設介護支援専門員の位置づけと日々の業務」と題して施設介護支援専門員の果たす役割や施設ケアプランと介護理念の重要性などを講演、午後からは、助川未枝保氏(特別養護老人ホームじょうもんの郷施設長)が事例を用いて参加者と一緒になってケアプラン作成演習を行いました。
 研修会最後のシンポジウムでは、日高和枝氏(特別養護老人ホームグリーンヒル施設サービス課課長)が「栄養ケア・マネジメント」を、また、村上重紀氏(公立みつぎ総合病院リハビリテーション部次長)が「リハビリテーション」、平井基之氏(老健池袋えびすの郷理事長)が「口腔ケア」についてそれぞれ講演し、その重要性を述べました。

さて、研修会では、アンケート調査を実施しましたので、その中から自由記述をいくつか紹介します。

(Q)現行の介護保険制度について問題を感じており、次回(平成21年度)の制度改正の際に要望したいと考えていることがあればお書きください。
(A)
・施設介護支援専門員のケアプラン担当件数を減らしてほしい。
・医療を必要としている方の利用者が増えているので、老健施設で受けられる医療をさらに拡大してほしい。
・良いケアにより入所者の状態が改善した結果、施設収入が減るのはおかしい。

(Q)今後あなたが、開催を希望する研修会についてご自由にお書きください。
(A)
・具体的な1~2表の書き方や、モニタリングの方法、サービス担当者会議の開催方法等の研修会の実施。
・介護支援専門員が取り組むソーシャルワークについての研修会
・終末期ケアの研修会。

※「第1回介護保険施設・居住系施設 施設介護支援専門員研修会」の資料を1,500円(税・送料込み)で発売しております。ご希望の方は当事務局までお問い合わせください。

以上。

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